症状 |
改善が期待できる
ビタミン・ミネラル |
説 明 |
高血圧 |
カルシウム
マグネシウム
ビタミンA
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンE |
カルシウムとマグネシウムを正しく摂ることで血管壁の硬化を予防します。オメガ3必須脂肪酸は、血流を改善し、血圧を下げます。ビタミンEは心機能を改善。血流を改善します。ビタミンCは副腎の機能を改善(ストレス軽減)し血液が固まりやすい傾向を減らします(ストレスで血圧は上がります)。ビタミンB群は循環器機能の維持と、血圧を下げるのに重要です。
|
高コレステロール |
ビタミンA
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンE |
血液中のコレステロール濃度の高値、特に低比重リポタンパク(LDL)の高値は血管にプラーク(脂肪の塊)を形成し、脳や腎臓、生殖器、四肢、そして心臓への血流を妨害する一因になると考えられます。また高コレステロールは胆石やインポテンツ、精神障害、高血圧にも関与しています。ビタミンB群は特にB1がコレステロール値のコントロールに重要。B3(ナイアシン)がコレステロールを下げます。ビタミンCも下げます。Eは血液循環を改善。消化不良の人も多いので、消化酵素も大切です。セレン欠乏は間接的ではありますが心臓病と関連しているので予防のために必要です。
|
動脈硬化 |
カルシウム
マグネシウム
亜鉛
ビタミンA
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンE |
カルシウムとマグネシウムは血管内の筋肉を維持(やわらかくする) ビタミンD3はカルシウムの吸収を促進し免疫を強化。ビタミンAとCとEは有力な抗酸化物質で活性酸素を消去します。動脈硬化は過酸化脂質が大きな原因であるためです。セレンはビタミンEの働きを助けます。ビタミンB複合体の中では特にナイアシンが血管の拡張に重要です。亜鉛は血管の浄化と治癒を促進します。
|
心臓血管疾患 |
カルシウム
マグネシウム
セレン
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンE
|
心臓血管疾患という名称は、心臓発作や血栓症など、心臓や血管系統の疾患を含む全般的な用語です。オメガ3は血中の中性脂肪を減らし、動脈硬化を防ぎます。ビタミンCは高血圧の調節役として重要です。カルシウムとマグネシウムは心筋の正しい機能に。セレンは心臓でのフリーラジカルを破壊します。タウリンは心拍を安定させ不整脈を是正。白血球の活性や神経の機能にも欠かせません。ビタミンEは免疫システムと心筋を強化し、血液循環を改善し、フリーラジカルを破壊。ビタミンB群では特にB3(ナイアシン)がコレステロールを下げて血液循環を改善。B6の欠乏は心臓病と関連。赤血球や神経伝達物質の形成に。葉酸とB6の欠乏は心臓病と関わりのあるホモシステインというアミノ酸のレベルを増加させるので、減らすためにいずれも必要。
|
低血糖 |
カルシウム
マグネシウム
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンE
|
低血糖は血液中のブドウ糖の値が異常に低くなる状態です。反応性低血糖は食後2~5時間後に血糖値が異常に低下したときに起こります。発汗、ふるえ、心悸亢進、不安、空腹感などです。この疾患の大半で、インスリンが膵臓から過剰に分泌されています。消化酵素はタンパク質の分解のために。低血糖の場合はタンパク質がうまく消化されていない場合が多いです。ビタミンB群は炭水化物とタンパク質の代謝に。食べ物の正常な消化と吸収に重要。特にB1は胃酸の分泌に、B5は副腎機能に重要でありブドウ糖をエネルギーに変換するのにも重要です。亜鉛はインスリンの正常な生産に必要で、低血糖の人は亜鉛欠乏がよく見られます。マグネシウムは炭水化物(糖)の代謝に。ビタミンCは副腎機能のサポートに必要です。
|