症状 |
改善が期待できる
ビタミン・ミネラル |
説 明 |
日焼け
美白効果 |
ビタミンA
ビタミンC
ビタミンE |
日焼けは、紫外線を皮膚に浴びることにより、皮膚が赤く炎症を起こす症状と、メラニン色素が皮膚表面に沈着することです。日焼けは、肌の過酸化脂質が増えると、シミをつくる原因になり、皮膚ガンの原因にもなります。日焼けから皮膚を守るには、ビタミンEが有効であり、また、メラニンの色素沈着を防ぐ効果のあるビタミンC、活性酸素の消去に効くベータカロチンの補給も日焼け防止の効果に期待ができます。
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関節炎 |
カルシウム
マグネシウム
亜鉛
ビタミンB
ビタミンC
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消化酵素はプロスタグランジンの産生を刺激。タンパク質等の消化の他に抗炎症作用があります。ビタミンEは活性酸素から関節を保護します。関節炎の方は不足しがちです。骨がやせるのを防ぐ為にカルシウムとマグネシウムが必要。結合組織や骨の形成を強化。骨の成長に亜鉛も必要です。(コラーゲンの合成)ビタミンB群は血管の拡張とストレスホルモンの生産に。ビタミンB6は組織内で腫れを抑える効果もあります。ビタミンCもEと同じく強力な抗酸化物質。
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帯状疱疹 |
カルシウム
マグネシウム
亜鉛
ビタミンA
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンE
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帯状疱疹は水痘(水疱瘡)と同じように、水痘・帯状疱疹ウィルスが原因で、皮膚の末梢神経に発生します。このウィルス以外の代表的なヘルペスウィルスに単純ヘルペスがあります。このヘルペスも体内で潜伏し、体調を崩したり免疫が低下したりすると口内炎や唇の周りの発疹というかたちで出現します。全体的に栄養素の摂取量は多めです。ビタミンC、亜鉛、ビタミンA、はそれぞれ免疫機能向上に。ビタミンB群とカルシウム&マグネシウムは特に神経の健康維持に。ビタミンEは傷ついた組織の再生を助けます、帯状疱疹の痛みを和らげます。
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乾癬 |
亜鉛
ビタミンA
ビタミンB
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乾癬は脚、ひざ、腕、ひじ、頭部、耳、背中などに赤~茶色の斑が現れる疾患で、銀白色のりんせん鱗屑で覆われます。足先や手指の爪も光沢を失い、盛り上がったり窪みができることもあります。ビタミンAは皮膚組織を保護します。亜鉛はたんぱく質の代謝に大変重要で、たんぱく質は治癒に必要。消化酵素もたんぱく質に関わります。(合成と修復を刺激)ビタミンB群はあらゆる機能に不可欠で健康な肌を維持する抗ストレスビタミン。特にビタミンB1は皮膚組織の修復と治癒、B5は副腎強化、B6はむくみと感染症を抑えます。
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乾燥肌 |
亜鉛
セレン
ビタミンA
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンE
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ビタミンAは皮膚組織を強化、保護します。ビタミンB群はアンチストレス、アンチエイジング。ビタミンEは活性酸素から肌を守ります。亜鉛は皮脂腺を正しく機能させます。セレンは組織の弾力性を高め紫外線のダメージから肌を守ります。ビタミンCはコラーゲンの生産に必要。皮膚に栄養を運ぶ毛細血管を強化します。
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ニキビ |
亜鉛
セレン
ビタミンA
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンE
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ビタミンAは皮膚組織を強化します。ビタミンB群は皮膚の健康に重要。特にニキビはB6の不足と関連しています。またナイアシン(B3)で皮膚の血流を改善します。ビタミンEは組織の治癒と修復を高める抗酸化栄養素。亜鉛も組織の治癒を助け、跡が残るのを防ぎ、皮脂腺にも欠かせないミネラルです。消化酵素は未消化の食べ物を分解しニキビ対策に貢献。セレンは組織の弾力性を助長し、強力な抗酸化能力を発揮します。
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