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ミネラルの栄養、成分、作用、過剰症、欠乏症|ミネラル大辞典 |
ミネラルの栄養、成分、働き、過剰症、欠乏症|ミネラル大辞典ミネラルとはミネラル(mineral)という言葉は、mine(鉱山・鉱石など)に由来しています。地球上に存在する118種類の元素のうち、水素(H)、炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)のように、たんぱく質・脂肪・炭水化物の主要構成成分になっているものを除いた114種類の元素をいいます。栄養学でも無機質とほぼ同意で使われています。ミネラルは生体組織の構成や、生理機能の維持・調節に必要な微量栄養素です。これら微量成分のほとんどが人間の体では作ることができないため、食物などから摂取する必要がありますが、それぞれのバランスが大切で、多すぎても少なすぎても、健康の保持・増進には好ましくありません。ミネラルの栄養と働きミネラルは、全部で114種類以上あるとされています。その中でヒトが健康的に生活する為には、おおよそ29種類が必要と言われ、中でも特に不可欠な7種類を『生命維持必須ミネラル』と呼び、残りの15種類を『微量必須ミネラル』を呼びます。また、世間一般では16種類の必須ミネラルとされています。またそののうち、13種類が厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」において、健康の維持・増進、生活習慣病予防を目的に摂取量の基準が示されております。私たちの健康にどの様に関わっているか簡単に説明します。ミネラルによる酵素活性化と代謝機能の向上私たちの生命活動は、口から取り入れた栄養素を様々な過程を経て、身体を構成する約60兆個の各細胞内に吸収することで維持されています。ミネラルは、この代謝機能にかかわる酵素を活性化しています。多くのミネラルは、体内に蓄積され代謝を円滑に行ったりする為に使用されます。不足する事で十分な代謝がされず欠乏症などとして症状が出ることもあります。ですので、毎日の食事で不足しがちな成分はしっかり補充したいものです。ミネラルとビタミンの活性化と共同作業ビタミンが炭素・水素・酸素などからできている有機物であるのに対し、ミネラルは無機物である点です。共通点は、ともに体内で合成することができないため(一部ビタミンは合成可)常に摂取していないと不足がちになる点です。この両方が無いと円滑に代謝ができないものもあります。片方の成分しか無い場合には、体内での代謝が成立せず色々な部分に不具合がでる場合もあります。身体のpH維持機能私たちの身体は外部環境などの変化を受けても体内のpHは一定にしようとする働きがあります。これを酸塩基平衡といい血液のpHは、7.35 から 7.45 の間で厳密に調節されております。@炭酸緩衝系および肺の二酸化炭素排出とAリン酸緩衝系および腎臓の酸排泄の2つの平衡機構が働いております。細胞浸透圧作用の保持・調整機能細胞は、細胞膜を通して外部の栄養素を取り入れ、内部の不要物を排泄しています。この作用を正常に保つために、カリウムやナトリウムは細胞内液と外液のバランスを調整します。サプリメントによるミネラル補給多くのミネラルは、バランスよく食生活をしていれば不足することなく健康的な生活をおくる事ができます。しかし、現代社会は、不規則な食生活や偏食などにより十分に栄養素を補充する事ができず国民栄養調査でも特定の成分が欠乏している事を厚生労働省は指摘をしています。ある特定の成分を補う為のサプリメント製品が販売されており、その有効性などについてテレビなどのコマーシャルで強調しています。しかし、特性成分の過剰摂取には注意が必要です。サプリメントは、特定の成分を精製し高純度にした商品が多く、非常にちいさなカプセルに大量の栄養素が含まれています。その用量がしっかり守る事が重要でありますが、多い事は健康につながると勘違いする人が多く多めに摂取する方が多いです。一時的な過剰摂取であれば健康に全く問題はありませんが、継続的に大量に特定栄養素を摂取し続ける事は私たちの体が健康的ではなく、逆に過剰症等で不健康になるリスクがありますので注意してください。あくまでも食事を基本とし不足しがちな栄養素をサプリメントで補う事を心がけましょう。 |
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