ミネラル名称
|
一日所要量
|
許容上限 摂取量
|
過剰症
|
備考
|
男性
|
女性
|
骨を作り上げ、一方で神経系、筋肉系の働きを司るミネラル |
700mg
|
600mg
(妊婦)900~1100mg |
- |
マグネシウム欠乏症(1日3g以上摂取を長期に渡り摂取した場合)高カルシウム血症など |
カルシウムは、通常の食生活で不足しがちなミネラルですがサプリメントで過剰に摂取してしまうことがあります。
|
骨を作るだけでなく、広く体内に分布し、エネルギーの発生をはじめ、体の代謝を支えるミネラル |
特になし |
特になし |
- |
カルシウムの吸収阻害 |
リンは、インスタント食品や加工食品を作る際に食品添加物として使われています。そのため、お菓子やインスタント食品などばかりを食べているとリンの過剰摂取になります。 |
主として細胞内液中に分布して、Naとともに大切な物質交換を営みエネルギー発生にも関与するミネラル |
2000mg |
2000mg |
- |
(腎に異常がある場合)不整脈、血圧低下、心拍停止など |
- |
含硫アミノ酸として大切な働きをするミネラル |
10~12
mg
|
9~10
mg |
- |
特になし |
- |
胃液の塩酸生成を行うミネラル |
特になし |
特になし |
- |
特になし |
-ナトリウムと塩素は、食塩(NaCl)の成分です。日本食には、醤油、味噌、漬物などといった塩分濃度の高い食品が多く存在するため、摂り過ぎには注意が必要です。
|
組織間液中で浸透圧の維持を行うミネラル
|
10g以下 |
10g以下 |
- |
高血圧、胃がんの促進 |
各種酵素作用の活性化を行い、神経系にもぜひ必要なミネラル |
280~320
mg
|
240~260
mg
|
700
mg |
腎機能が正常であれば排泄できるので問題ない |
- |
ヘモグロビンやミオグロビンとなり体の組織へ酵素を補給するミネラル |
10
mg |
12mg |
- |
嘔吐、下痢、ショック症状など |
ビタミンCと一緒に摂るとよい |
甲状腺ホルモンの成分で体の代謝を支えるミネラル |
150μg |
150μg |
- |
甲状腺腫、甲状腺機能障害など |
- |
骨や体の組織の正しい機能を維持するミネラル |
4.0mg |
3.5mg |
- |
運動失調、パーキンソン病など |
- |
鉄の働きを助けるミネラル |
1.8mg |
1.6mg |
- |
ウィルソン病(銅の蓄積による肝、脳の機能、形態学的変化) |
- |
B12の成分となるミネラル |
特になし |
特になし |
- |
特になし |
- |
Mgとともに最も多く酵素の働きに参加し、成長、健康の維持に大切なミネラル |
10~12
mg
|
9~10
mg |
- |
頭痛、吐き気、貧血(2g以上摂取した場合)急性中毒 |
- |
炭水化物と脂質の代謝に必要なミネラル |
30μg |
25μg |
250
μg |
銅欠乏症、脱毛症、貧血など |
- |
糖および脂質代謝に必要なミネラル |
35μg
|
30μg
|
250
μg |
腎機能異常、呼吸障害 |
普段の食事でほとんどが補える |
(セレンとも称する) |
40~60
μg
|
40~50
μg
|
250
μg |
肌荒れ、脱毛、胃腸障害、嘔吐、ツメの変化 |
- |